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卯年(2011年)の秋冬にかけて執筆されたアヨルザナの新作長編小説が、この度読者の手に届けられることとなった。小説のタイトルは『シュグデン』。

それは現代の仏教界において大きな議論の的となってきた、ある特異な信仰対象、護法尊の名であり、黄帽派の法王であるダライラマ14世がその信仰を禁じたことから、現在も多くの謎を含んだ論争を呼んでいる。

2012年3月、ソウルのERUM出版社からアヨルザナの長編小説『シャマン伝説』(2010)の韓国語訳が出版された。初めて韓国で出版されたアヨルザナの著書は2007年、短編小説『死にゆく鳥の翼』で、今回は二冊目の単行本となる。韓国語翻訳は両書ともLee An Na氏。